2011年5月31日火曜日

『HAKOYA』で熊本ラーメン

ソウルのあっちこっちにあるチェーン店の『HAKOYA』という日式ラーメンのお店で、熊本ラーメンを食べてみました。メニューには札幌ラーメン(味噌)、博多ラーメン(とんこつ)、赤坂ラーメン(しょうゆ)など、いろんな種類がありました。値段も7000ウォン(約530円)ぐらいと、お手頃。そして、ラーメンをオーダーしたら、生ビールが1000ウォン(約76円)というキャンペーンをやってました!安い!


お味は………、スープが薄すぎるなぁ。可もなく不可もなく、いや、正直に言うと不可に近いけど、海外だし、まぁ、こんなもんだよね、不味くはない、食べられないことはないよね、っていうかんじでした。そもそも麺が九州ラーメンの麺ではないからなぁ。でも、生麺を使っているらしく、麺そのもののは悪くない。普通にしょうゆラーメンとかにしておけばよかったのかなぁ。例えて言うなら、一昔前のスキー場のロッジで食べるラーメンみたいなかんじでした。チャーシューが八角くさいのだけは、ちょっとイヤだったかな。

比較しちゃいけないのはわかってるんだけど、シンガポールには美味しいラーメン屋さんが何軒もあったので、ソウルでのラーメンライフはとっても寂しいかんじです。あぁ、麺屋しんちゃん、一風堂、山頭火、美春、なんつッ亭、大黒屋、さのまる、けいすけ…思い出すだけでもこれだけ日本の味を食べられるラーメン屋さんがあったシンガポールって、すごいですよね。どのお店でもいいので、ぜひソウルにも進出してほしいです!

2011年5月29日日曜日

ワイン列車でGO!!

ソウルから忠清北道(チュンチョンプクド)の永同(ヨンドン)を往復するイベント列車『ワイントレイン』というのが走っていると聞き、おもしろそうなので参加してみました。


朝8時半にソウル駅に集合。イベント列車は「ワイントレイン」と「ワイン&朝鮮人参トレイン」の2種類があり、ワイントレインの方は参加者のほとんどが韓国在住の外国人たち(でもみんな若い。たぶん20代前半かな。アラフォーはうちら以外に数名いただけ)で、ワイン&朝鮮人参の方は年配の韓国人のみなさんが多かったです。列車の外観はこんなかんじ。写真手前は人参列車、奥はワイン列車です。


列車の中も特別仕様で、席はすべてソファになっていて、中央にはワインセラーが置いてあり、壁にはブドウやワインの写真が貼られていてました。 乗った瞬間からイベントが始まってるかんじです。なんせ参加者には若者が多いから、ノリがとっても若いし、テンションが高いー!ついていけなかった私…(苦笑)


列車の中では4種類のワインのテイスティングをします。チーズやクラッカーなどのおつまみも出してくれました。でも、そんなにいいチーズではないと聞いていたので、我が家は自宅からマイチーズを持ち込みしちゃいました。4種類のワインの中から気に入ったワインをリピートしつつ、3時間近く列車に揺られると、目的地の永同(ヨンドン)に到着です。


永同駅から観光バスに乗り込み、10分ほどで『ワインコリア』という韓国のワインメーカーが所有するワイナリーに到着です。ここでランチビュッフェを食べつつ、ワインを飲みます。



ただ、とーっても残念なのが、列車の中でふるまわれた白ワインもそうでしたが、このワイナリーで出された白ワインもまったく冷えておらず、ぬるい。ぬる燗か?っていうぐらいにぬるい。なので氷をもらって自分で冷たくしてから飲みました。そして、ランチの後は人参列車の人たちとは別行動。彼らはバスに乗ってどこかへ行ってしまいました。


ランチの後はワインの入ったフットバスにみんなで入りました。20分ぐらい足を浸けて葡萄ジュースを飲みつつまったり。フットバスを出た後は、ぶどうのエキスを配合したフットクリームを塗らされました。効果は…あったのか、なかったのか、いまいち実感できず。でも、午前中からワインを飲み続けていたので、気分がサッパリはしたかなぁ〜。


その後はカーヴやセラー、地味なミュージアムなどを見学していきます。この時点でなんせもういいかんじに酔っぱらっているので、申し訳ないけどもどこを見てても「ふーん」ってかんじでした。


韓国の英雄(?)ヒディングさんもこのワイナリーを訪問したらしく、写真が飾ってありました。そして売店にはヒディングのワインも売られていました。1本4万ウォン(約3000円)と、決して安くないお値段。誰が買うのかな〜?その後も時間まで芝生の上でまったりとワインを飲みつつ過ごしました。



そして次に再びバスで15分ほど揺られて向かった先は、韓国の伝統的な楽器のミュージアム。そこで演奏を聴き、その後はみんなで太鼓を打ち鳴らして体験レッスン。指導してくれた先生が「みなさん、いいかんじに酔っぱらってますねー」とおっしゃってました(笑)


5時過ぎにミュージアムを出発し、6時頃の列車に乗ってソウルへ出発(ここで朝鮮人参を抱えた韓国人グループと再び合流)。帰路でもワインが飲み放題です。軽食としてバナナやキンパ、マフィンにゆで卵が配られました。朝10時ぐらいから飲み続けているため、みんなご機嫌に大騒ぎです。韓国人のおじちゃん&おばちゃんが大勢乗っていた隣の朝鮮人参車両は、みんな歌って踊って大フィーバー!こちらよりも大盛り上がりの大宴会が繰り広げられていました…。

このイベントで飲むことができるのは、韓国産のワイン5種類とポップンジャ酒(ラズベリーのような味の山いちごのお酒)のみなんですが、そのうち4つが甘かった…。韓国では甘いワインが好まれる傾向があるのかなぁ?甘いお酒が苦手な私たちは、必然的に2種類だけをずーっと飲み続けたのでした。

ちなみにこの『ワイントレイン』は交通費、飲食費などすべて込みで1人9万ウォン(約6700円)でした。ちょっと高いかなぁと思うし、リピートはしないなぁ、1回経験できれば十分だなぁってかんじですけど、でもまぁ、1日中遊べてけっこう楽しかったです。


2011年5月27日金曜日

冷戦の最前線へ。


160メートルの高さでそよぐこの旗は…。風がないのでハッキリとは見えませんが、そう、かの国、北朝鮮の国旗です。その足下に広がる街並は北朝鮮の街です。シンガポールからの客人とともに、韓国軍&国連軍と北朝鮮軍が境界線を隔てて顔を合わせている「板門店」に行ってきました。



まずはアメリカ軍の兵士が案内役となり、スライドをもとに板門店や非武装地帯に関することや、ここから先の禁止事項(写真を撮る際の決まり事や、北朝鮮の兵士に向かって手を振ってはいけない、指をさしてはいけない、テーブルの上にモノを置いてはいけないなど、ちょっとした制約があります)を説明してくれます。そして用意されたバスに乗って到着した先には、映画などで見たことがある光景が目の前に広がっていました。手前が韓国の兵士、向こう側は北朝鮮の兵士です。あ、北朝鮮の兵士が望遠鏡でこちらの様子をうかがっていますね。


ココは上の写真の青い小屋の中です。警備にあたっている韓国軍の兵士のポーズはテコンドーの型だそうです。彼が立っている場所から先へは行ってはいけないと言われました。私たちが立ち去った後、北朝鮮の兵士が小屋の外の窓から部屋の中を覗き込んでいました。まるで少年が興味本位でなにかを覗き見しているような雰囲気で、そこだけ切り取って見ると、冷戦の最前線とは思えない、ほのぼのとした空気が一瞬漂ったのでした。


この橋は「帰らざる橋」として有名な、1953年に朝鮮戦争停戦後の捕虜交換が行われた場所です。ここを歩いて行けば、北朝鮮へとつながっているんですね。展望台に向かう路の横には「ココに地雷あり!」という看板などもあり、いまだに緊張状態は続いているのだということがよくわかります。板門店のお土産屋さんで見かけた「Freedom is not free」という言葉がなんだかとても印象に残りました。

近くの展望台のような場所からは、写真は撮れなかったのですが、高層ビル(といっても、そんなに高層ではないですが、それでもちゃんとした建物に見える)や住居、工場など、北朝鮮の街並や、北朝鮮の農民が畑仕事をしている様子を望遠鏡で見ることができました。もちろんそれは、“プロパガンダ村”と呼ばれていることからもわかるように「ありのままの北朝鮮の姿」ではなく、あくまでもプロパガンダとして存在しているのでしょうけど…。


私はにぎやかで明るく楽しいソウルに住んでいて、おいしいものを食べたり、友だちと遊んだり、買物したり…と、毎日をお気楽に過ごしているので、普段はあまりこの「冷戦状態」について考えるコトも少ないのですが、こうやって冷戦の最前線を目の当たりにすると、平和や安全というのは、やはりなにものにも代え難い大事なものだなぁと、改めて考えさせられたのでした。


2011年5月26日木曜日

ゲームと、傘と、猫たち。

インターネットのニュース記事でiPadの猫用のゲームがあるというのを読んだので、さっそくダウンロードしてみました。でも…。ぜんぜん遊んでくれません。ゲームよりも、原始的な猫じゃらしの方が断然、何倍もくいつきがいいです。まぁ、そんなもんですよねぇ。そうなるんじゃないかなぁ…とは思っていましたけどねっ。




雨が降った次の日に傘を乾かしていると、必ずコンちゃんが傘の下に座ります。そしてそこで、ずーっとボーッと寛いでいます。その姿を見ていると、まるで家の中で雨が降ってるような気分になります。一方、バロウズはまったく興味を示しません。傘が大好きな男、コンちゃんです。




1日中寝てばかりいる猫たちですが、今日も相変わらず元気に過ごしています。のんびり過ごしている猫たちのあくびは、私をなんとも言えない幸せな気分にしてくれるのでした。そして私までとーっても眠くなるのでした(笑)




2011年5月25日水曜日

『TOUCH OF SPICE』でエスニック料理

ちょっと前のことですが、夫と2人で明洞(ミョンドン)で所用を済ませた後、ディナーを食べようというコトに。明洞芸術劇場の脇道をプラプラと歩きつつレストランを物色していたところ、『TOUCH OF SPICE』というお店が目につきました。メニューを見てみると、エスニック料理のレストランのようです。久々に韓国料理じゃない辛さを感じたい気分になったので、冒険して入ってみました。


店内はソウルにしては微妙にこじゃれています。まぁ、清潔感もあるし、うるさくないし、わりと落ち着いた雰囲気だし、思ったほど居心地は悪くないかな…。韓国語が不得意な私たち夫婦にとっては、メニューに英語表記があるというのも大きなポイント。

クラブケーキと春巻き
プーパッポンカリー風味のソフトシェルクラブ。
添えられているのがライスじゃないのが残念…。
パッタイ
料理は冷静に判断すると全体的に「可もなく不可もなく」というかんじですが、久々に食べた東南アジアの味はとっても新鮮でおいしく感じました。ただし、個人的にはプーパッポンカリーはソフトシェルクラブじゃなくて蟹肉の方がいいなぁ…。まぁ、わりと好きなビール、ヒューガルデン・ホワイトがキャンペーン中で「2杯飲めば3杯目は無料」というお得な値段だったので、印象は悪くはないです(笑)ウェブサイトによると、ちょっとお得なランチセットやディナーセットもあるみたいです。

それにしても、離れてみるとよーくわかります。シンガポールの中華料理、インド料理、マレー料理、タイ料理、インドネシア料理、和食、洋食のレベルはとっても高かったなぁ…。そしてすごくおいしかったなぁ。さらに値段も安かった!あぁ、なんだかロティ・プラタ(ナンよりも薄くて、チーズや玉子、野菜を挟んでパリパリに焼いた生地をカレーにつけて食べる東南アジアの料理)がとーっても食べたい気分です。


TOUCH OF SPICE
ソウル市中区明洞1街48-2 ミレビル3F
Tel:02-3789-3004
最寄り駅:明洞駅(4号線)、乙支路入口(ウルチロイック)駅(2号線)
明洞芸術劇場を正面に見て、その右側の脇道を入ったところ。
スターバックスの上の階。
営業時間:11:30〜23:00(ラストオーダー22:00)



2011年5月24日火曜日

おいしいパンを『ERIC KAYSER』で。

フランスの有名なパン屋さん『ERIC KAYSER』をソウル駅で発見しました。ウェブサイトによると、汝矣島(ヨイド)の63ビルや市庁のプラザホテルなどにも店舗があるようです。日本にも『MAISON KAYSER』として店舗がいっぱいありますね。

私の好きな「外はカリッ、中はふわっ!」のパンたち。

『ERIC KAYSER』とはぜんぜん関係ないと思われるコーヒーショップが同じ敷地内にあり、『ERIC KAYSER』でパンを買って、そのコーヒーショップでコーヒーを買って、店内のテーブル&イスで食べれらるようになっています。日曜日のブランチにさっそくサンドイッチなどを購入して食べてみました。


ブリーチーズのサンドイッチ、スモークサーモンのサンドイッチ、キャラメルパイ、どれもこれも美味!特にキャラメルパイはとーってもおいしかったです。サンドイッチでほぼお腹いっぱいになったので、ちょっと一口だけ食べよう…と思っていたにもかかわらず、そのおいしさにやめられない!止まらない!と、夫と2人でとうとう完食してしまったほどです。

この左側にイートイン用のイスやテーブルが置いてあります。

参考までに。サンドイッチは5000ウォンぐらい(約370円)、バゲットは3500ウォン(約260円)でした。「韓国化」されていないおいしいパン屋さん、とっても貴重です。いいお店を発見できでよかったなぁ〜♪


ソウル市龍山区東子洞43-205 ソウル駅ビル2〜3F
Tel:02-390-4161


2011年5月23日月曜日

ソウルで『笑笑』

週末、夫と2人で明洞(ミョンドン)にある日本の居酒屋チェーン『笑笑(韓国語読みでは“ソソ”)』へ行ってきました。ソウルの韓国居酒屋へは何度も行ってるけど、日本の居酒屋は超久しぶり。『笑笑』でテンションが上がってしまう、とっても安上がりな私です(笑)

店員さんも日本語しゃべれるし、メニューも日本語表記があるし、なんといってもキリン一番搾りの生ビールが飲めるのが嬉しい!韓国では日本の生ビールというと、アサヒスーパードライが圧倒的に多いのです。それから、個人的には生グレープフルーツサワーが飲めるのもとっても嬉しい〜♪

店内は普通に日本と同じ雰囲気。

食べ物メニューもかなり日本と同じでした。もちろん、お値段は日本よりもやや高いけど、海外でこれだけ日本のものが食べられれば嬉しいかぎりです。売り上げの一部が東日本の震災への義援金になる特別メニューなどもありました。ただ、おむすびやお新香といった定番メニューが見当たらなかったような…?もしないのであれば、ぜひメニューに入れて欲しいなぁ…。

キリン一番搾りの生ビール、ホッケ焼き、
芋もちチーズ、お刺身、枝豆に串焼き。

あと、日本人だけじゃなく韓国人のお客さんも楽しめるように、キムチやトッポギ、パジョン、辛い鍋料理、マッコリ、ソジュなどなど、韓国らしい料理や飲み物もいっぱいありました。一番搾りの半額以下で飲める韓国ビール(Max)もあったので、日本からの観光客でもじゅうぶんに韓国を感じるコトができるかも?

お会計は2人でビールやサワーを4杯ずつ飲んで、お腹いっぱい食べて、10万ウォン弱(約7500円)でした。チェーン店の居酒屋さんとはいえ、海外だと思えばコストパフォーマンスは悪くないかなぁ。別の場所に『白木屋』もあるらしいので、いつかそっちも試してみたいです。


笑笑
ソウル市中区忠武路1街24-6 3階
Tel:02-3789-4688
最寄り駅:地下鉄4号線、明洞(ミョンドン)駅の6番出口
(ユニクロやGAPの並び)
営業時間:11:00〜3:00 a.m.(金土祝日前は11:00〜翌朝5:00)


2011年5月22日日曜日

『やまや』で明太子&高菜

博多の明太子で有名な『やまや』が経営するレストランがソウルの乙支路入口(ウルチロイック)駅近くのFERRUM TOWERというビルの地下にあります。明太子と高菜が食べ放題!とお得なので、ランチタイムに行ってきました。

コレが食べ放題の明太子と高菜。
これだけでご飯が何杯でもいけちゃう。


今回私が食べたのは唐揚げ定食、1万3000ウォン(約980円)でした。ボリュームもあるし、なんといっても美味しい明太子が食べ放題だし、気分的にお得です。夜はもつ鍋も食べれるそうなので、いつかディナーを食べに行きたいな〜。





やまや
ソウル市中区水下洞(Suha-dong)66 FERRUM TOWER B1
Tel:02-6353-8946
最寄り駅:地下鉄2号線の乙支路入口駅(3番出口)
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜23:00(ラストオーダーは22:00)



2011年5月21日土曜日

『ローズベーカリー』でキッシュ

先週はずーっと韓国語の勉強が忙しくて、更新をさぼってしまいました。ぼちぼち再開していきまーす。

さて。勉強の合間を縫って、ソウル・梨泰院(イテウォン)のコム・デ・ギャルソンビルにある『ローズベーカリー』へ行ってきました。ロンドン発でパリで人気のローズベーカリーですが、ロンドン、パリ、ソウルに続き2011年2月に東京・丸の内にもオープンしたそうですねー。東京のお店にも行ってみたいなぁ。



キッシュもサラダも素材の味がしっかりと活かされていて、とっても素朴な味でおいしかったです。紅茶やハーブティは鉄瓶でサーブされます。サイズが大きいので、このときは2種類を3人でシェアしました。午後2時まではコーヒーやお茶がランチタイムで安くなっていたので、キッシュとお茶で1人あたり2万2000ウォン(約1660円)でした。東京のローズベーカリーとお値段はほとんど変わらないかんじかな?

大きな窓で明るい店内だし、デザインや雰囲気もとってもいいのですが、イスがちょっと硬くて座りにくかったです…。長時間おしゃべりしてると、お尻が痛くなりそう!?

写真はないのですが、美味しいと評判のキャロットケーキやキャラメルタルト、アップルシナモンのパウンドケーキなどを買って帰りました。持ち帰りは店内で食べるときよりも15%オフ。キャロットケーキが確か7000ウォン(約530円)だったのですが、5950ウォン(約450円)になりました。ちょっぴりお得ですねー。ウワサに違わず、どれもこれもすごく美味しかったです!


Rose Bakery
ソウル市龍山区漢南洞739-1
Tel: 02-790-7225
最寄り駅:地下鉄6号線の漢江鎮駅
営業時間:8:00〜23:00


2011年5月14日土曜日

韓屋でイタリアン

韓国の伝統的な建物である韓屋(ハンオク)を利用した隠れ家風イタリアンレストラン『DAN.A(丹亞)』へ行ってきました。外観だけで想像すると、韓定食でも出していそうな純韓国風の建物ですが、店内は普通にモダンな雰囲気で、店員さんたちもみんな若くて元気よくて、英語も少し通じたし、英語メニューもありました。


アラカルトメニューもありましたが、今回は1人前2万5000ウォン(約1870円)のカジュアルなディナーコースを注文してみました。前菜はエスカルゴのブルスケッタだったのですが、電子辞書を片手に「エスカルゴは苦手なのです」と伝えたら、「じゃあ、海老に変えますね」と快くリクエストを聞いてくれました。



2品目はマグロのサラダ、タピオカ添え。そしてメインのパスタは3種類から選びます。夫はボンゴレ、私はカルボナーラ。あと1種類は魚卵を使ったパスタだったかな。ボンゴレはちょっとだけニンニクが効きすぎていたけど(韓国ではよくあるコト…)、麺の茹で加減はちょうどいい!おいしくいただきました。これに小さめのスイーツと紅茶/コーヒーがつきます。お店の雰囲気やサービスも悪くないし、それでこの料理と値段だったら、コストパフォーマンスいいかも。








メニューにはもっと品数の多いディナーコース(お値段は確か6万ウォンぐらい、約4500円)もありました。ランチコースは2万ウォン(約1500円)〜。韓国では珍しいおひとり様でディナー食べてる若い女性がいたり、近所のおばさんがお茶だけ飲みに来ていたりと、気軽に利用してOKなお店のようです。


DAN.A(丹亞)
ソウル市鍾路区新門路2街1-162
Tel: 02-738-1966

2011年5月9日月曜日

KARSH展


著名人のポートレイトを数多く撮影したことで有名な、トルコ生まれのカナダの写真家ユーサフ・カーシュ(Yousuf Karsh)の展覧会が光化門駅の近くの世宗(セジョン)文化会館で開催されていたので行ってきました。

マザーテレサ
ウィンストン・チャーチル
グレース・ケリー


オードリー・ヘップバーン、モハメド・アリ、ウォルト・ディズニー、クリスチャン・ディオール、ネルソン・マンデラ、アルベルト・アインシュタイン、アンディ・ウォーホール、アーネスト・ヘミングウェイ、エリザベス女王、シャガール、ブリジット・バルドー、ジャクリーン・ケネディ、ピカソ…などなど、そうそうたるメンバーのポートレイトが展示してありました。ため息が出るほど美しい女性の写真もあれば、今にも動き出しそうな表情をした写真もあり、どれもこれも見ていて飽きません。とてもいい展覧会でした。


KARSH展
2011年5月22日まで。
11:00~20:30PM(入場は19:30まで)
入場料:9000ウォン(約670円)


The 2011 Lotus Lantern Festival


5月6〜8日の3日間、仁寺洞(インサドン)エリアで曹渓寺(チョゲサ)という有名なお寺を中心に『The 2011 Lotus Lantern Festival』が開催されました。たまたま近くを通りかかったので、ちょっと覗いてみました。


これは正しくは燃灯祝祭(ヨンドゥンチュッチェ)というお祭りで、毎年お釈迦さまの誕生日(旧暦4月8日)前の日曜日の前後に開催されているそうです。曹渓寺の周りでは観音さまをたたえるチャント(読経)のCDを無料配布していたり、ランタンフェスティバルのパレードに参加するためにランタンを受け取ろうと並ぶ人たちでごったがえしていたり、子供たちがステージで踊っていたり…と、とてもにぎやかでした。


夜7時頃から鍾路あたりの道路を封鎖してパレードが始まりました。パレードに参加する人、それを眺める人々が大勢いてすごい人ごみだったので、パレードはパスして、清渓川(チョンゲチョン)という人口の川へと向かいました。


この上下の写真はソウルのシンボルマーク『ヘチ(HAECHI)』です。 正義を守る想像上の生物だとか。 ヘチの絵が描かれた看板やぬいぐるみなどのキャラクターグッズもあるし、光化門の左右にも鎮座しています。狛犬みたいなものなのかな?


川に浮かんだ灯籠に灯りがともり、とってもいい雰囲気です。人口の川とはいえマイナスイオンも出てるだろうし、水辺は涼やかで気持ちよかったです。


2011年5月8日日曜日

Ballantine's Championship 2011


もう1週間も前のコトですが…。ソウル郊外のBlackstone Exclusive Golf Clubで『Ballantine's Championship 2011』が開催されたので、観戦しに行ってきました。

Goonerのイアン・ポールターはまさかの予選落ち。私たちは4月30日(土)と5月1日(日)の2日間だけしか行かなかったので、彼のあの独特のファッションを観れなかった〜!残念!さらにはアーニー・エルスも予選落ち…。残る有名どころはリー・ウエストウッドとミゲル・アンヘル・ヒメネスぐらい。こうなったら、リー・ウエストウッドを応援しよう〜。

土曜日はまさかの大雨により3時過ぎに途中で中止に。なんだか波乱の予感がします。でも、翌朝は前日の大雨がウソのように快晴になりました。ぽかぽかと暖かくて、気持ちのいいお天気でした。この日の朝、一旦はスコアを崩しかけたウエストウッドも午後には復調し、なかなかおもしろい試合となりました。



ウエストウッドとヒメネスは最後まで首位争いをしていたけれど、ウエストウッドが18番ホールでバーディを決めて1打差で単独首位へ。あとは最終組のヒメネスのホールアウトを待つばかり…。


そしてヒメネスは…18番ホールでまさかのバンカー。惜しくもバーディを逃し、パーでホールアウト。その瞬間にウエストウッドの優勝が決まったのでした。

韓国もシンガポールに劣らずゴルフは盛んだと思っていたのですが、その割にはギャラリーの人数が少なかったです。どのグループもそんなに人がついて回っていなかった。シンガポールでゴルフ観戦したときは、もっといーっぱいギャラリーがいたんだけどなぁ。でも、そのおかげでこんなに間近でプロのプレイを観ることができて、思った以上に楽しかったです♪


2011年5月3日火曜日

100円じゃない100円ショップ

シンガポールでもたびたび利用していたダイソー、ソウルにもいーっぱいあります。日本では100円、シンガポールでは2ドル(約132円)と値段が均一だったけど、韓国では1000ウォン(約76円)〜5000ウォン(約378円)と、値段に幅があります。ちなみマレーシアでは5リンギット(約137円)、タイでは60バーツ(約162円)でした。タイのダイソーがいちばん高いなぁ〜。


店内の雰囲気は日本もシンガポールもソウルも同じ。でも、通路などの空間はシンガポールよりも広くて、買物しやすいです。値段が高い(と言っても5000ウォンですが)モノも売っているため、取り扱い商品の種類がとっても豊富です。

でも、シンガポールのダイソーとは違って、日本のお菓子などがほとんど売られていません。韓国のお菓子が大部分を占めているのです。うーん、シンガポールではあんなに山積みで売られていたというのに、なぜだろう?ダイソーの安いお菓子、けっこう好きで重宝してたのになぁ〜。残念。


それから、キムチを保存するための容器など、韓国に特化した商品も多数あります。あと、普通に日本で売ってるのと同じ商品でも、韓国語表記になっている場合が多く、説明がまったく読めないので絵などを見て想像しなければならず、ちょっと困ってしまうコトも…。


まぁ、早くちゃんと韓国語を習得すれば買物などで困ることも少なくなるんでしょうけどね…。難しいです、韓国語。わりと簡単だって言う人もいっぱいいるけど、私にはとーってもキビシイ。ハングル文字が記号に見えてしまって、単語を覚えるのがたいへん〜!あぁ、私の脳みそが劣化してきているからだろうなぁ…。