2011年9月27日火曜日

『ぼてぢゅう』でネギ焼き

D-Cube Cityという新道林(シンドリム)駅直結の新しくできたショッピングセンターにある『ぼてぢゅう』でモダン焼きを食べてきました。


シンガポールでもあっちこっちに店舗があり、住んでいた家から徒歩圏内にもお店があったのでたまに食べに行っていた『ぼてぢゅう』ですが、まさかソウルにもオープンするとは。明洞(ミョンドン)などにある『鶴橋 風月』の焼きそばも好きだけど、今回私が食べたネギ焼きも普通に美味しかったです。もしかするとシンガポールのよりも日本に近い味だったかも?

D-Cube Cityにはほかにもラーメン屋さんの「せたが屋」や、「ちゃぶ屋」系列の「MIST」などが出店しているので、機会があったらまた食べに行ってみようと思います♪


ぼてぢゅう
ソウル市九老区新道林洞360-51 D-Cube City 5F
Tel:02-2211-0551
営業時間:10:30~22:00(ラストオーダー21:00)
最寄り駅:地下鉄1&2号線、新道林駅



『烏頭山統一展望台』へ

Tさん&Sくんと一緒に、ソウル市内からバスや地下鉄を乗り継いでわりと気軽に行くことができる『烏頭(オドゥサン)統一展望台』へ行ってきました。ここから北朝鮮までの距離は約3200メートルだそうです。望遠鏡を覗くと北朝鮮の開豊(ケプン)という農村を眺めることができます。


この日はあいにく雨まじりの曇り空だったのですが、それでも田んぼのあぜ道を歩く人の姿などが確認できました。ちなみに、以前行った『都羅(ドラ)展望台』では北朝鮮に向かって写真撮影できる場所が限られていたのですが、こちらは自由に撮影することができました。


展望台以外にも、北朝鮮の一般的な住居や学校を再現した部屋、北朝鮮の食べ物、洋服、教科書、オモチャ、お金などなど、その生活ぶりを想像することができるさまざまな品物が展示してありました。


私は2002年にもこの展望台に来たことがあるのですが、そのときから9年が経過しているとは思えないほどに、北朝鮮側の風景には変化がありませんでした。まるで時間が止まっていたような…。パスポート持参しなければいけない『都羅(ドラ)展望台』とは違って、この『烏頭山(オドゥサン)統一展望台』は気軽に行くことが可能なので、一度行ってみる価値はありますよー。


烏頭(オドゥサン)統一展望台
京畿道坡州市炭県面城東里659
Tel:031-945-3171
営業時間:9:00〜18:00(4〜9月)
※3、10、11月は〜17:30、12〜2月は〜17:00
年中無休
行き方などが詳しく書かれているソウルナビの記事はコチラ



2011年9月26日月曜日

ミュージカル『CATS』

蚕室(チャムシル)にあるシャルロッテシアターでミュージカル『CATS』を観てきました。1981年にロンドンで初演されてから、今年でなんと30周年だそうです。


予約したときはてっきり英語での上演だと勘違いしていたのですが、ここは韓国、もちろん韓国語での上演でした…。まぁ、観たコトがあるミュージカルだからストーリーは知っているし、今回は雰囲気を楽しもう!と開き直りつつ…(苦笑)。

予約したのは1列目の「ジェリクル席」と呼ばれるエリア。猫じゃらし持参で、大きなニャンコたちとふれあって、おもいっきり楽しんできました。1列目だったけど、ステージが低いおかげでとても見やすくていい席でした。猫好きな人にはオススメの席です!(笑)


<CATS>
2011年09月17日~2011年12月31日(月曜休演)
開演時間:平日は20時、土曜&12月21、28、30日は15時&20時、日祭日は14時&19時
シャロッテシアター:地下鉄2号線の蚕室駅から徒歩5分


『一風堂』のつけ麺


久々に『一風堂へ。今回はとんこつラーメン(白丸、赤丸)ではなく、つけ麺を注文してみました。かつおの出汁風味がかなりしっかり強めで、おいしい〜!とっても私好みの味でした。つけ汁はもうちょっと熱い方がいい気もするけど、でも最後までおいしくいただきました。ただ、つけ麺は替え玉がないそうなので、願わくば“大盛り”を作ってほしいなぁ〜。


下の写真はヌードルサラダ。シンガポールの一風堂ではヌードルサラダはボリュームがあった記憶があるんですが、ソウルではけっこうお上品な量でした。でも、グレープフルーツがアクセントになってサッパリしておいしかったです。



一風堂
ソウル市江南区新沙洞645
Tel:02-512-2644
営業時間:月~土11:00~15:00、17:00~2:00 a.m. 、日・祝11:00~22:00
最寄り駅:地下鉄3号線、狎鴎亭(アックジョン)駅から徒歩15分ぐらい

☆ 

昭和の香りのするバッティングセンター


Tさん、Sくんが遊びに来てくれていたとき、仁寺洞(インサドン)エリアも散策しました。そこで男子3人が挑戦したのが、『야구장(野球場)』と書かれた昭和の香りがぷんぷんするバッティングセンターです。知らなかったのですが、実はココ、映画やドラマにもたびたび登場したことがある有名なバッティングセンターだそうです。


1ゲーム1000ウォン(約66円。それにしても、最近の円高ってすごすぎですねぇ…)という安さですが、施設もそうとう年期もの!バッティングセンター内に設置してあったゲーム機もアンティークというか、昭和のにおいが炸裂してます!


シンガポールではバッティングセンターなんて行ったコトがなかった(というか、バッティングセンターそのものが存在してなかった?)ので、久々に金属バットが球を打つ「カキーンッ」という心地いい音を聞きました!楽しかったです♪


<야구장(野球場)>
ソウル市鍾路区仁寺洞130-1
鍾路側から入ってすぐの左側、セブンイレブンの隣。



2011年9月25日日曜日

オクトーバーフェスト!

週末はソウルのグランドヒルトンホテルで開催された『オクトーバーフェスト(Oktoberfest)』でビールを浴びるように飲んできました!入場料が1人12万ウォン(約7900円)とやや高いのですが、私たちはウェブサイトを見て予約して行ったので、20%オフの9万6000ウォン(約6300円)と少しお得な値段になりました。そして、想像よりも豪華でおいしい食事も食べ放題、もちろんビールも飲み放題、さらに大好きなプレッツェル、ジンジャーブレッド、ワインやスイーツまで食べ放題と、美味しいモノがてんこ盛りだったので、“モト”はばっちり取りました!(笑)


オクトーバーフェストのイベントはソウルでもいくつか開催されているらしいですが、今週末のイベントが最大規模&いちばん人気だそうで、ソウルに住んでいるすべてのドイツ人が集結したのでは?と思えるほどに、大盛況でした。


最初は「きっと酔っぱらって踊る人とかいるよねー!」なーんて他人事風に笑いながら話していた私ですが、案の定、私も超酔っぱらって、みんなと一緒にはしゃぎまくってしまいました。ははは…。はしゃぎついでに大得意のビール早飲み競争に参加。実はココだけの話、優勝しちゃいました。恥ずかしいのでフォントは小さめに(笑)優勝の景品は5リットルのドイツビールでした。いやー、飲んだ!飲んだ!ちなみに、この日はお酒を飲む前に「琉球ばくだん」というもろみ酢のタブレットを摂取していたので、翌日はぜんぜん二日酔いになりませんでした!



2011年9月24日土曜日

『caffe bene』でコーヒーかき氷

韓国の夏の風物詩「パッピンス(かき氷)」、そういえばもう夏も終わりなのにあんまり食べてなかったな〜と、過ぎゆく夏を惜しんで家の近所の『caffe bene』で食べてきました。


コーヒーパッピンスのLサイズを夫と2人でシェア。思ったより大きなサイズで食べきる前にとけはじめてしまいました。さらに残念ながらかなり甘いし、氷も粗くシャリシャリしてイマイチ私好みのかき氷ではなかった…。三清洞で食べたこのお店のパッピンスの方がおいしかったかな〜。そして私にとってのナンバーワンは、やっぱり台湾のアイスモンスターこと『永康15』のマンゴーかき氷なのでした。

晴れた日の日中は爽やかで過ごしやすいけれど、もう残暑というよりも初秋という雰囲気のソウルなので、今年はパッピンスはもう食べないだろうな〜。また来年、いろんなパッピンスに挑戦したいと思います!


caffe bene
韓国のあっちこっちにいーっぱいあるチェーン店。
韓国でいちばん店舗数が多いコーヒーショップだとか…。
caffe beneについてのコネストの記事はコチラ


2011年9月23日金曜日

『韓屋茶房 佳画堂』で伝統茶



日本から遊びに来てくれたTさん&Sくん、そして私たち夫婦の4人で景福宮の日本語ガイドツアー(毎日10:00、12:30、14:30、※休館日の火曜日を除く)に参加しました。その後に雨まじりのなか向かったのは、三清洞(サムチョンドン)。韓国の伝統的な家屋“韓屋”が多数残った北村というエリアを散策です。


そのときたまたま通りかかった小道にあったのが『韓屋茶房 佳画堂(カファダ)』という看板。歩き疲れたのでちょっと休憩しようと、その雰囲気につられてふら〜っと入ってみるコトにしました。


 長い階段をてくてく登っていくと…


こんなかんじのステキなお庭が広がっていました。さらに店内もとても落ち着いた雰囲気で、4人がけのテーブルが4つだけしかなく、こぢんまりしていて居心地がいい。そしてなんといっても畳が敷いてあるのがいい!日本人としては気持ちがほっこりしちゃいますよねー。しかも、日本人の店員さん、日本語メニューと、至れり尽くせりでした!


喉が渇いていたのでアイス五味子茶(オミジャチャ)をオーダー。サービスで出してくれる韓国の伝統的なお菓子やお餅もおいしい♪五味子茶の中には☆星形にカットされたリンゴが入っていて、小さいところにまでこだわったサービスを感じることができました。夫が飲んでいた五味子マッコリもすごく飲みやすくておいしかったです♪私、五味子茶は温かいよりも冷たい方が好きだなぁと改めて実感しました。


韓屋茶房 佳画堂(カファダ)
ソウル市鍾路区三清洞35-103
Tel:02-738-2460
営業時間:13:00〜21:00
定休日:毎週月曜日
最寄り駅:地下鉄3号線、安国駅もしくは景福宮駅
ソウルナビの記事はコチラ


2011年9月22日木曜日

『エコパプサン』でウリナムルビビムパプ

コウケンテツ氏の「僕の大好きな、ソウルのおいしいお店」という本に掲載されているお店の第6弾。今回は景福宮駅のすぐ近くにある『エコパプサン』というオーガニック韓国料理のレストランです。9月前半に2泊3日で日本から遊びに来てくれたTさん&Sくん。この2人と一緒に食べた最初のランチがこのお店でした。


オーガニックレストランのイメージどおり、とてもシンプルな店内。そしてこだわりの食材を使って提供されるおいしいごはん。私がオーダーした「ウリナムルビビムパプ」は野菜のみのシンプルなビビムパプでしたが、コチュジャン(唐辛子味噌)がかなり辛めで、とてもおいしかったです♪個人的には甘いコチュジャンよりもこっちの方が好きだなぁ〜!ちなみにこのビビムパプのお値段は1万ウォン(約700円)でした。


エコパプサン
ソウル市鍾路区積善洞94、厚ビル2階
Tel:02-736-9136
営業時間:11:30~14:30、17:30~22:00(ラストオーダー20:30)
定休日:日曜日
最寄り駅:地下鉄3号線、景福宮駅4番出口からすぐ
コネストの記事はコチラ



『La Cigale Montmartre』でフレンチランチ

北京旅行記ばかりアップしていたので、書きたいコトがやや溜まってしまった…。順不同でぼちぼちアップしていきまーす。


梨泰院(イテウォン)というソウルの六本木みたいな街にある『La Cigale Montmartre(ラ・シガル・モンマルト)』というフレンチレストランで友だちとランチを食べてきました。

ソウルでの洋食事情は日本やシンガポールに比べるとちょっとがっかり…というコトも多いので、あまり期待せずに食べに行ってみたところ…。これがいい意味で期待を裏切ってくれた、とってもおいしいお店だったのでした!


ランチセットは2種類。友人が頼んだ「ランチボックス」と呼ばれていたものは、サンドイッチ、スモークサーモンのサラダ、キッシュ、クレームブリュレが1プレートに盛られてきて1万5000ウォン(約980円)。味見させてもらったのですが、サラダのスモークサーモンもぷりっぷりだし、クレームブリュレもパリパリ&とろ〜んで超美味!

もう1つは私がオーダーした「ムール貝のセット」で、メニューの中から好きなソースを選べて、サラダ、フレンチフライ、ミニビールがついて2万ウォン(約1300円)です。今回はお店の人のオススメソース、スモークベーコンクリームを選んでみました。

まず運ばれてきたサラダ、これが嬉しいことにボリュームたっぷり!アーティチョーク、アンチョビ、缶詰ではないであろうツナブロックに、甘くないドレッシングがかかったもので、まぁシンプルな普通のサラダなんだけど、ソウルではあまり出会えないタイプなので嬉しかった♪



そして運ばれてきたメインの大きさにビックリ☆大きなお鍋いっぱいにムール貝がどっさり!クリームソースなのにぜんぜんしつこくなくて、セロリがいいアクセントになって最後まで飽きずに食べることができます。美味しくて勢いがついてがっついてしまい、店内の雰囲気とかの写真を撮るのも忘れてむさぼり食べちゃいました!

これでこのお値段は納得&お得!梨泰院(イテウォン)までわざわざ出向いた甲斐があったハッピーなランチとなったのでした♪


La Cigale Montmartre(ラ・シガル・モンマルト)
ソウル市龍山区梨泰院洞123-33
Tel:02-796-1244
営業時間:12:00~02:00(日曜日は午前1時まで)
最寄り駅:地下鉄6号線、梨泰院駅2番出口
コネストの記事はコチラ



2011年9月20日火曜日

北京旅行 2011 〜6〜

最終日は早めに行動開始、タクシーで向かったのは「北京動物園」。パンダは朝ごはんを食べ終わると眠ってしまうので、観に行くなら朝がいいと聞き、朝食もそこそこに出発しました!

パンダ館に入場すると、まずはかわいい1歳のちびっ子パンダ2匹がお出迎え。激しくじゃれ合ったり(おもいっきり噛み付いてた!)、走り回ったり、飼育員さんの足に抱きついたりと大騒ぎ!観光客もみんな「かわいい〜!」「たまんないなぁ〜!」ととろけた表情で見つめていました。しかし、あまりにも激しく動き回るちびっ子パンダたち、まったくいい写真が撮れませんでした…。残念。


屋外に出ると、オトナパンダたちの朝食タイム。おいしそうに笹や果物を食べていました。けっこう近くまで来てくれるパンダもいて、その表情までじーっくり観察できてラッキー☆でした。後ろ姿もコロンとしてかわいらしい〜!あと、たまたま飼育員さんとパンダのふれあいの場面に遭遇したのですが、とても愛情を感じられる雰囲気で、なんだかいいモノを見せてもらったなぁって気分でした。

パンダ館の裏手にはレッサーパンダもいました。ジャイアントばかり注目されがちなパンダですが、レッサーもかわいかった〜♪そのまた近くには、孫悟空のモデルになったとも言われるおサルさんの金糸猴(キンシコウ)も!


動物園の後はその近所にあったイトーヨーカドーで食材などの買い出し。ソウルでは中華料理の食材があまり入手できないので、この機会に麻辛鍋の素などを購入。ソウルにはこれから寒〜い冬が来るので、家で辛い鍋でも食べて温まろうと思います♪


そして。北京での最後のランチに向かったのは、前日にディナーを食べた『厉家菜(リーヂャーツァイ)』のすぐ近くにある、后海公園の中の『孔乙己酒楼(コンイーチシュロウ)』というレストラン。ここは中国江南地方の町、紹興の伝統料理が食べられるお店です。紹興といえばもちろん紹興酒ですよね!昼間から飲む紹興酒、とーってもおいしかったです♪前日の紹興酒よりも色も香りもうーんと濃厚で、個人的にはこっちの方が好きだな〜!


早めのランチだったので、品数は少なめ。川エビの龍井茶炒めという名物料理と、カンコンのガーリック炒め、そして伊麺(もしくは伊府麺?違いがいまいちわかってません…)。やや平べったい即席麺風の麺が出て来るのかな〜と思っていたのですが、どちらかと言うと日本の焼きそばの麺に近い、やや黄色いもちもちとした麺でした。味付けもシンプルでこれはこれでおいしいけど、私はもう一方の庶民的な味も好きだな〜!


ランチの後はレストランの近所にある、これまた友人オススメの『茶家傅茶館』という茶館へ。龍井茶と鉄観音をいただきました。まだみんながランチを食べているような時間帯だったので、お客は私たちだけ。おかげで飛行機の時間ギリギリまで、ゆっくり&ゆったり優雅なひとときを過ごすことができました♪

今回の北京旅行も食べてばっかりだった気がするけど(笑)、とても大満足の3泊4日でした。本当はあと2、3泊して、万里の長城まで足を伸ばしたりしたいなぁ〜!さて。食べ物の写真ばっかりの北京旅行記、最後までおつきあいくださって、どうもありがとうございました!


孔乙己酒楼
北京市西城区德胜门内大街什刹后海南岸
Tel:010-6618-4917
営業時間:10:00〜14:00、17:00〜21:00


茶家傅茶館
北京市西城区德胜门内大街什刹后海南岸
Tel:010-6616-0725
営業時間:10:15〜24:00




2011年9月19日月曜日

北京旅行 2011 〜5〜


3日目は市場でお買い物。まずは秀水市場(英語名:Silk Market)で洋服や服飾小物、電化製品などをひやかしました。けっこうしっかりした作りのかわいいシュシュを10元(約120円)で購入したのですが、その後に別の高級店で同じモノが70元(約840円)で売られていたのを見つけて、小さな幸せを噛みしめました♪さらに三里屯雅秀服装市場へ移動して、靴やバッグなども購入。こういうチープでキッチュなお買い物が楽しくてしょうがない〜!


その後、友人オススメのマッサージ屋さん『東方大班』に行き、心地よくマッサージをしてもらって旅の疲れを癒しました。スタッフも対応がよくて英語も通じるし、とっても清潔感のあるお店だし、なんといってもマッサージが上手だし、飲み物や食べ物のサービスも充実していて本当に大満足〜!



そして夜はこの旅行で最も楽しみなレストランの1つだった『厉家菜(リーヂャーツァイ。日本での表記は厲家菜・レイカサイ)』へ!六本木ヒルズにあるこのお店はミシュランの☆をもらったそうですが、ここ北京のお店は清朝の宮廷料理人だったリーさんのお家のごはんをお家にオジャマして特別に食べさせてもらちゃおう〜!ってかんじの家庭料理のお店だそうです(しかしながら要予約なのでご注意ください!)。


場所は「隠れすぎちゃった隠れ家レストラン」ってかんじで看板もなんにも出ていないし、けっこうわかりにくいかな〜。英語もまったく通じません…。片言の中国語と筆談でようやく意思の疎通が図れる!(笑)あっちこっち訪ね歩きながらやっとたどり着きました!


高いコースは2000元(約2万4000円)とか3000元(約3万6000円)とかあるらしいですが、友だちのオススメどおり280元(約3400円)のいちばん安いコースをオーダー。それでも食べきれないぐらいたくさんのお料理が運ばれてきました〜!


レンコン、辛子風味の白菜、麻豆腐、香菜たっぷりの人参などなど、いろんな種類の前菜が運ばれてきます。とくにチキンがまったくパサついてなくてしっとり〜で美味!そして次から次にメインも運ばれてきます。東坡肉(トンポウロウ)のようなモノを白菜と一緒にご飯に乗せてソースをかけたもの、大好物の魚香茄子、エビ、魚、スペアリブ、鶏肉の天ぷら、北京ダックなどなど…。素朴な料理が多いのですが、どれもこれもとってもおいしかったです!ごちそうさまでした!


中華料理と一緒にいただいたのは青島ビール。でも、ラベルなどの見た目はまったく一緒なのに、1本目と2本目でアルコール度数が違いました。なんでだろう?ちなみに1本目は2.5%、2本目は3.1%でした。ビールの後は紹興酒!紹興酒ってぐいぐい飲んでもなぜかあんまり悪酔いしないですよねー。養命酒みたいなかんじ?なにもかも超おいしくいただきました!

なにはともあれ、北京で過ごした最後の夜、大満足のディナーとなったのでした!


厉家菜(レイカサイ)
中国北京西城区德胜门内大街羊房胡同11号
(后海公園沿い。航鑫园宾馆と書いてあるゲートをくぐって右手の建物)
Tel:010-6618-0107



2011年9月18日日曜日

北京旅行 2011 〜4〜

王府井をそぞろ歩いた後、2日目の夕食は小龍包がおいしい台湾の名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」へ。日本やソウルにも店舗があるけど、やっぱり中華圏のおいしさには敵わないはず!


酸辣湯(サンラータン)に始まり、豆苗、野菜餃子、エビ炒飯、トリュフ小龍包と、鼎泰豊での我が家の定番ばかりをオーダー。そして、どれもこれもちゃんとおいしい♪もちろん台湾の本店がいちばんおいしいんだろうとは思うんですけど、ソウル支店に比べたらぜんぜんレベルが違う!この味に飢えていた私たちにとっては大満足なディナーとなったのでした!


食事の後、足裏マッサージでもしてからホテルに戻ろうと、鼎泰豊の近くにあったマッサージ屋さんに入ってみたところ…。少し離れた裏の方の部屋に案内されたのですが、そこがもうとーっても怪しい雰囲気。カーテンの色もなんだかアレだし、個室の中になぜか麻雀卓まで置いてあるし。なんとなく不安で落ち着かないので、お店の人には悪いけどキャンセルさせてもらって、他の(ちゃんとガイドブックに紹介されている)マッサージ屋さんへと移動したのでした。



そんなこんなで2日目も無事に終了。3日目へと続く…。



鼎泰豊(ディンタイフォン)
北京市朝陽区新源西里中街24号(東外斜街付近)
Tel:010-6462-4502
営業時間:平日11:30~14:30、17:00~22:00
(週末は11:00~22:00の通し営業)



2011年9月17日土曜日

北京旅行 2011 〜3〜

2日目の午後、満腹で重い身体を引きずりつつ観光スタート!まずは王道の天安門広場へ。毛主席記念堂で毛沢東の棺などを見学しようと思ったら、なんと12時で終了していました…。ランチ食べる前に来なくちゃダメだったのですね、残念。仕方がないのでテクテクと広場を歩いて天安門方面へ移動しつつ、ここが1989年の天安門事件で一説によると2000人が命を落とした、まさにその現場なんだと思うと、TVや雑誌で見た22年前の映像、画像が頭をよぎり、なんとも言えない厳粛な気持ちになりました…。

上が天安門、
下は毛主席記念堂

地下道で道路を横断してから、故宮博物院へ入る前に中山公園へと立ち寄りました。有料の公園だからなのか、天安門広場のにぎわいがウソのように人も少ない!湖や社稷壇、中山堂をゆっくり見学でき、広場でちょっとざわついた心を落ち着かせることができました。

中山公園

そしていよいよ本命の故宮博物院こと、紫禁城へ。ここほど「百聞は一見にしかず」という言葉がぴったりくる場所はないんじゃないかと思ったほど、壮大な景観に言葉が出ません。写真ではそのすごさが伝わらないのがもどかしい…。実は入る前に「入場料60元(約730円)って、中国にしてはけっこう高いなぁ〜!」なんて思ったんですけど、入ってみるとそんな思いも一瞬で吹き飛びました!とにかく「すばらしい!」の一言に尽きます。

上が景山公園からの眺め
下は紫禁城の内部

それから、北京に住んでいたことがあるお友だちのオススメのスポット、景山公園へ移動。公園のてっぺんまで登ると、紫禁城全体を見渡せる絶景ポイントが!ここから見る紫禁城の美しく幻想的なことといったら…。本当に筆舌に尽くしがたいほどでした。北京へ行ったら絶対に行ってみてほしい場所の1つです!


天安門広場、中山公園、故宮博物院(紫禁城)、景山公園と歩き続けて足が疲れてきたので、北京皇家驛棧酒店(エンペラーホテル北京)というホテルの屋上にあるバーでモヒートを飲みつつ一休み。ここは故宮博物院の壁の真横にあるので、風に吹かれつつ故宮博物院を見渡しながらお酒が飲めるというステキなバーなのでした。モヒートの味も期待以上にちゃんとしてておいしかった♪



一休みして体力回復した後は歩いて王府井へ。ウインドウショッピング…と言いつつ、ちょこちょこと色々なモノを買っちゃいました♪なかでもお気に入りは友人オススメのお茶屋さんでちょっと奮発して購入した中国茶!見た目も美しくて、香りもいいのです〜!

あと、上の写真にあるTVでよく紹介されている王府井名物のゲテモノの串は、さすがに挑戦できませんでした…。だってこのサソリ、串に刺されてもまだ生きて動いてるんですよー!タツノオトシゴやタランチュラみたいな蜘蛛、その他よくわからない(わかりたくない)蟲などもいっぱい!こんなの絶対に食べられません!無理〜!本当に無理〜!



〜つづく〜


<北京皇家驛棧酒店(ザ・エンペラー)>
北京市騎河楼街33号
Tel:010-6526-5566




北京旅行 2011 〜2〜

2日目。ホテルの朝食はこんなかんじ。洋食 or 中華、好きな方を選べます。中華は左端の人参(コレが朝食とは思えないほどにニンニクたっぷり!)と卵以外は日替わりで、毎日少しだけ内容が変わっていたけど、洋食は3日間ずっと同じ内容でした。


朝食は軽く抑えめに食べて、お昼前にホテルを出発。天安門広場付近へと移動しました。この日は出発前から予約しておいた、ニューヨークの『Daniel』という有名フレンチレストランの姉妹店『Maison Boulud(※音あり)』でランチです♪


もともとアメリカ大使館があった場所らしいのですが、広大な敷地に重厚な雰囲気の建物が並び、まるでヨーロッパに来たような気分になっちゃいます。お店の中も天井が高く、ゆったりしてていいかんじ。ワインを飲みつつ優雅なランチタイムを過ごせました♪

左上から時計回りにパン、アミューズ、
グリークサラダ、ロブスタービスク
パンがとってもおいしい!夫は左のバゲット風、私は右側のプレッツェル風がお気に入り♪アミューズ・ブーシュはカレー風味のクリームとエビだったけど、これはいたって普通…。でも、私がオーダーしたロブスタービスクも、夫がオーダーしたレモンがたっぷりきいたサラダも、どちらもとってもおいしかったです!

私のメインはバーガー、
夫はバターフィッシュのソテー
そしてメイン。肉汁たーっぷりのバーガー、見た目以上においしい〜!フレンチフライも私好みの細めのカリカリ系で嬉しい♪フレンチフライにはタルタルソースが付いてきたので、バーガーだけどやっぱりフレンチなんだなぁ〜なんて思ったり…。夫のオーダーした魚料理も一口もらって食べてみたのですが、味がしっかりしてて美味でした。

チョコレートケーキ
苺のパルフェ
プティ・フールのマドレーヌ&
アヴァン・デセールのマカロンなど

ここまででかなりボリューム満点。でも甘いモノは別腹!アヴァン・デセールのマカロンやジェリー、さらにデセールに濃いチョコレートたっぷりのケーキと苺のパルフェ、そしてプティ・フールのマドレーヌとともに食後のコーヒーまでいただいて、120%満腹になったのでした。

ソウルでは満足度の高いフレンチレストランをいまだに発見できていないので、「おいしい洋食をお腹いっぱい食べたいー!」という私の個人的な欲望を満たしてくれた、とっても幸福なランチタイムとなりました!



Maison Boulud
北京市東城区前門東大街前門23号
Tel:010-6559-9200
営業時間:ランチ11:30〜14:00(週末は11:00〜16:00)、
ディナー18:00〜22:00


2011年9月16日金曜日

北京旅行 2011 〜1〜

旧盆、旧暦8月15日の秋夕(チュソク)は韓国の連休というコトで、3泊4日で夫と北京へ旅行してきました。胡同(フートン)と呼ばれる北京市に点在する細い路地にある、ローカルの雰囲気満載のこぢんまりとしたホテルに泊まり、ディープな中国を体験!

ホテル周辺はこんな雰囲気 
到着したのは午後だったので、とりあえず夕食の時間まで什刹海(シーチャーハイ) というホテル近くのエリアを散策しつつショッピングを楽しみました。中国雑貨のお店などがいっぱいあって、そぞろ歩くだけでも十分に楽しい〜!

什刹海(シーチャーハイ) 

初日のディナーは私がソウルで飢えまくっていた麻辣(マーラー)味が満載の四川料理の『得着小吃』というレストランへ。ちょっとわかりにくい場所にあったので、30分近く探してやっと発見☆

この看板が目印
Time Outで紹介されていたお店なので、ローカルだけでなく欧米人のお客さんが多かったです。パッと見はカフェですか?って印象で、中華料理のレストランとは思えないような外観だし、店内には洋書や中国語の本が並んだ本棚がいっぱいあって、なんだかすごくこじゃれた雰囲気でした。


お店を探して歩き疲れたのでまずは青島ビールで乾杯☆しつつ、スモークのとてもいい香りの豆腐とコリアンダーなどの香草を和えた前菜をいただきました。久々に食べるコリアンダーの影響なのか、これがもう絶品!とーってもおいしかったです!


メニューを見て四季豆かな〜?と思ってオーダーした一品は、空豆のサヤぐらいの大きさの巨大な豆だったのですが、これから登場する辛〜い料理の箸休めにちょうどいいサッパリ系の味付けでした。

水煮魚
上の写真は水煮魚です。水煮という名前とは裏腹に、唐辛子&花椒がいーっぱいの麻辣なお料理。まずは店員さんが唐辛子を選り分けてくれます。見た目どおり超辛いんだけど、とーっても美味!麻辣ってこうだよねー!っていう王道の味です!


シンガポールの四川豆花でいつもオーダーしていた「辛いチキン」こと重慶辣子鶏、チキンよりも唐辛子の量が圧倒的に多いんだけど、コレもまたビールによく合う一品です。辛いー!ヒー!って言いながら食べました!


衛生状態にキビシイ日本のレストランではありえないかもしれませんが、このお店にはちょっと太っちょの猫が2匹いて、店内で自由に寛いでいました。我が家にも2匹猫がいるし、猫大好きな私たちにとっては逆に嬉しいサプライズ!店員さんや常連客のみなさんもこのニャンコたちに愛情を注いでいたのが好印象でした。

そして…。これだけおいしくいっぱい食べて飲んで、お会計は2500円ぐらいと激安!やっぱり本場の中華料理っていいなぁ〜と再確認した1日目でした!


得着小吃
北京市东城区交道口南大街北吉祥胡同1号(近交道口东大街)
Tel:010-64078615
営業時間:11:00~22:00