週末、夫と2人で仁川(インチョン)にある
中華街へと出かけてきました。ソウル市内から地下鉄1号線に1時間ぐらい乗って終点まで。駅を出たらすぐ目の前が中華街です。
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中華街入口の門 |
中華雑貨やパンダのぬいぐるみ、月餅などを売っているお店がチラホラ。あとは飲食店が多かったかな。中華街と聞いて期待していた中華食材の大きな商店はほとんどなく、これだったらソウルで私が
香菜を買ったお店の方が品揃えがいいな…というかんじ。唯一活気があって行列ができていたのは、羊肉串のお店とおまんじゅう屋さんぐらいでした。
どのお店がおいしいのかリサーチもせずに出かけたので、活気がありそうなお店を選んで適当に入ってみることに。週末の特別コースで1人2万3000ウォン(約1600円)というのがあったので、それを頼んでみました。
下の写真の右上にある赤いスープみたいなもの、お店の人の説明によると「ちゃんぽん」だったのですが、私の期待していた「ちゃんぽん」とはまったくのベツモノでした。まぁもちろん、長崎ちゃんぽんが出てくるとは思っていませんでしたけど、想像していた以上にとっても辛かったです。
サラダのサーモンは凍っていたし、酢豚は野菜がほとんど生で味もぜんぜん酸っぱくないし、蟹のスープには味がなく、八宝菜風の海鮮の炒め物は私の苦手なナマコが山盛り入っていて…。もしナマコが好きだったら、この海鮮炒めはきっとOKだったんだろうなぁ〜。そんなこんなで、このお店でいちばんおいしかったのは
青岛啤酒!そう、青島ビールでした!(※注:あくまでも個人の感想です、ご了承ください)
食後の散歩で向かったのは、日本ではコーンパイプをくわえたマッカーサー元帥として有名なダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur)の銅像がある公園です。朝鮮戦争当時、アメリカ軍の全指揮権を国防総省から任されたマッカーサーは、仁川上陸作戦で大成功をおさめて戦局を一気に逆転させ、北朝鮮軍の猛攻で釜山あたりまで南下していた韓国軍のソウル奪還の立役者となり、その縁でここに銅像が建てられたそうです。
その公園から久しぶりに夕焼けの海を眺めました。その風景がなんとなくシンガポールを思い起こさせて、南国の暖かい空気が恋しい気分になりました。
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